予防歯科とは?
2017年9月10日
病気や怪我などでもそうですが、罹らないようにするのが、もっともコストの低い方法です。
病気に罹らなければ、苦痛やストレスもありませんので、生活に支障が出ることもありません。
歯科でも同じように、虫歯などになってから治療をするのではなく、虫歯になる前の予防に重点をおくことを薦めています。
それが「予防歯科」です。
具体的には、ただ歯を磨いたりうがいをしたりするだけではありません。
まず、積極的に歯科医で定期的に検診を受け、歯石の除去やブラッシングなど、プロによるケア(プロケア)を受けます。そして、そのときに歯科医や歯科衛生士から、歯磨きの仕方など、口腔内を自分でケアする方法を学ぶのです。
このときに歯科医師から学んだ方法で、日々の歯磨きなどをきちんと行う「セルフケア」が予防歯科ではとても重要です。
この、「プロケア」と「セルフケア」を継続することが、「予防歯科」ということになります。
予防歯科を推進することで、歯や口内を健康に保ち、虫歯や歯周病などにならず、不快な痛みや治療を経験することもなく、歯を失うこともない老後を迎えることができます。
虫歯や歯周病の治療、インプラントや歯科矯正などは、ときに高額な医療費と時間がかかります。
それらに比べると、予防歯科というのは、健康的な生活と老後を守る、コストの低い方法なのです。