どうやって虫歯になるのか3
2017年8月2日
エナメル質の破壊は狭い範囲で深く進みますが、比較的柔らかくおかされやすい象牙質にまで達すると、熱いものや冷たいもの、また甘いもの、すっぱいものの刺激によって歯髄(歯の中心にあって神経の集まっている部分)が充血し痛みを伴うようになります。
たいていの人がそろそろ歯医者さんに行かなくちゃと考えるころです。
さらに、象牙質にある象牙細管を通って歯髄に細菌が感染し、炎症を起こすと歯髄炎になります。
この段階になると、今まで一時的に歯がしみたり、食べものがはさまると痛みを感じていたのが、突如猛烈に痛みだし、まわりの歯がすべて悪くなったように感じられたりします。
1度でもこういう経験をした人は、もう2度とごめんだと思うようです。