歯周病はこれで防げる・治せる(5)
2017年7月3日
ビタミン不足、栄養障害、糖尿病、肝臓疾患などによって、歯槽膿漏が急激に悪化するケースがあります。
これらの疾患も無関係ではないはずです。また、喫煙は歯周病に非常に悪いといわれています。
とはいっても、そのような病気もなく健康面にいつも注意していても、歯周病が悪化する人もいるのです。逆に、食べ物や栄養に全く気を配らず、タバコを吸って不摂生しているのに、まったく歯周病とは無関係な幸せな人もいます。
したがって、摂生、不摂生の関わりについても疑問が生じてくるわけで、原因を特定するのがますます難しくなってきます。歯周病については、これだという原因の決め手が見つかりません。だからこそ、予防が大切なのです。
まずは自分でできる防止策を実行してみることです。基本的には、原因だとされる細菌をやっつけることが大切です。
テレビのコマーシャルなどでも言われているように、細菌のなかでは、プラークがいちばんの悪玉なのです。