根管治療とは12
2017年4月14日
注目をあびてきたのが、ガタパーチャというゴムを温め、流動体化して詰めるという方法です。これだと曲がったところまで挿入できそうに思えます。正式には「ウォーム・ガタパーチャ・テクニック」(W・G・T)と呼ばれています。
このテクニックの登場にはそれなりの必然性があるわけです。
従来の方法は神経の入った管が比較的真っ直ぐだとか、あるいは、単純な形をしているというふうに思われていた時代のテクニックです。
ただ従来の方法である「ラテラル・コンデンセーション・テクニック」と、「ウォーム・ガタパーチャ・テクニック」との比較については、いろいろ見解が分かれてきます。どちらにしても歴史が解決する問題です。