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歯周病菌とたたかう免疫システム1

2016年12月19日

口の中に歯周病の原因菌がどんどん増えてくると、これを防ぎ排除しようとする体の働きが活発になってきます。このような、外的から身体を守ろうとする生理的な働きを免疫反応といいます。
歯肉炎などで炎症が起きるのは、実は免疫システムがしっかり働いている証拠なのです。これは生来人間が持っているもので、自然免疫といいます。外敵から守ろうとたたかっているから炎症が起きるのです。ところが、炎症が長引くと、免疫反応も過剰な力を発揮し、自らを傷つけてしまうことがあります。それが、重症の歯周病の場合、なかなか回復しない一因にもなっています。
歯肉炎の段階では細菌の数も少なく、免疫システムの主役・血液中の白血球を構成している好中球とマクロファージという通常の武器で、敵である細菌をやっつけることができます。このとき大切な役割をするのがサイトカインという生理活性物質です。これは、免疫システムのスイッチにあたります。ところが、歯周炎まで進むと、事情が変ってきます。
炎症が拡大・長期化した歯周炎になると細菌も多くなり、通常の武器だけでは太刀打ちできなくなります。そこで、白血球内のリンパ球にも応援を頼み、リンパ球はさらに強力なサイトカインを送り出し、一挙にたたかいに打って出ます。これを獲得免疫といます。ところが、このサイトカインが自然免疫のときよりも多く生産されると、敵である細菌だけでなく、自分の細胞組織も傷つけてしまうことがあるのです。
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