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プラークの下地をつくる砂糖はできるだけ控えよう

2016年11月28日

むし歯菌は、糖分を分解するときにグルカンという非常に粘着力の強いネバネバした物質をつくり出します。プラークを楊枝なのですくい取るとネバネバしているのが分かりますが、このネバネバした成分がまさにグルカンです。
グルカンは唾液や水に溶けないので、口をすすぐくらいでは流れ落ちません。歯の表面や歯間にしっかりへばりつき、そこにいろいろな細菌がくっついてプラークができます。さらにプラークが厚みを増すと、なかなか剥がすことのできないバイオフィルムがつくられます。グルカンはプラークやバイオフィルムのなかで、歯と細菌をくっつける強力な糊の役割をしているのです。
グルカンはむし歯菌と糖が出会うことで生まれます。細菌がプラークやバイオフィルムをつくるためには糖が不可欠だということです。言い換えれば、糖分をたくさんとるということは、バイオフィルムをつくる下地を与えているようなものです。いったんバイオフィルムができてしまうと、むし歯菌はバイオフィルムの中のグルカンをエサにして、酸を作り出すことができます。その後は糖分を控えても酸によって歯が溶かされ、むし歯がつくられ続けるということです。
糖の中でも、一般的に砂糖とよばれている糖の本体はスクロースであり、むし歯の原因となる糖の代表格です。一方、キシリトールをはじめとする糖アルコールやオリゴ糖には、酸産生能力がなく、むし歯の原因になりません。また、砂糖以外の糖、果糖やブドウ糖は、砂糖と同じように酸は作りますがグルカンはつくりにくいとされています。
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