治療後もメンテナンスおよび健診を
2016年11月25日
とくに病気がなくても、年に1回の健康診断や人間ドックを受ける人は多いのに、歯科の検診を受ける人まだまだ少ないものです。「歯科は痛くなってから受診するもの」。いまだ、そんな意識をもつ人がたくさんいます。
歯周病は、「治療が終わったら完治した。一生安心」というものではないのです。
歯と歯のすき間に入り込んだ歯垢や歯石、いつの間にか形成されてしまったバイオフィルムなどは、どんなに正しいブラッシング行っても除去しきれません。自分で取り切れなかった汚れをそのままにしていると、いずれ歯周病が再発します。高いお金を払って入れたブリッジやインプラントも、無駄になりかねません。
治療をして健康を取り戻した歯を維持するためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。早期発見・早期治療こそが、自分の歯を守る最大の手だてです。痛みなどの症状がなくても歯科を受診し、セルフケアでは除去できない歯石やバイオフィルムを掃除してもらい、歯周病やむし歯の再発がないかチェックしてもらう。少なくとも年に1回、できれば半年に1回は歯の定期健診を受けたいものです。
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