年に1、2回は歯科健診と歯石の除去を
2016年10月3日
「できれば歯医者には行きたくない…」。そんな人も多いのでは?歯科を敬遠したくなるのは、痛い思いをしたくないからでしょう。しかし、歯科で痛い思いをするのは、病気が進んでから慌てて受診するからです。ただ、歯周病はある程度進行しないと症状を現さないことが多いため、受診が遅れがちなのも事実です。
そこで、「歯科は歯を治療するところ」という意識を変えてみましょう。近年、わが国の医療は、治療中心の医療から予防を含めた医療へと変わりつつあります。歯科の分野でも、予防に力を入れる歯科(予防歯科)が増えてきました。歯周病やむし歯を発症したから受診するのではなく、健康な歯を維持するために受診する。むし歯や歯周病を予防し、いつまでも自分の歯を残すためには、この予防歯科医療が大切なのです。
そこで、年に1回、できれば半年に1回、歯科を受診し、お口の中の健康をチェックするようにしましょう。その際には、ブラッシングなどでは取りきれない歯石も除去してもらいます。また、最近は「デンタルドック」を実施している歯科もあります。デンタルドックとは、歯周病やむし歯の早期発見やリスク発見はもちろん、予防を最優先に考えた歯の人間ドックです。基本的な口腔の検査のほか、歯のクリーニングやブラッシング指導、歯の健康相談などが受けられます。
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