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歯周病菌VS免疫システム

2016年8月1日

歯周病菌の感染によって炎症が起こる仕組みを、もう少しくわしく解説しましょう。
歯周病菌が口腔内に繁殖すると、これを排除するため「免疫」という機能が働きます。免疫とは、体内に侵入してきた細菌やウイルスなどの異物から体を守るシステムのことで、免疫システムが働く過程で現われる反応を「免疫反応」といいます。歯周病などに見られる炎症は免疫反応の一つであり、炎症が起こるのは、実は免疫システムが機能している証しでもあるのです。
では、炎症はどのようにして起こるのでしょうか。
歯周病菌が歯肉などに侵入してくると、まずは白血球の一つである好中球とマクロファージが出動し、歯周病菌を排除するために戦います。歯肉炎の段階ならば、細菌の数も少なく、好中球とマクロファージの力で細菌を排除することができます。
しかし戦い(炎症)が長引き、歯周炎へと進行すると、敵は嫌気性菌という強敵となり、細菌の数も増すため、好中球やマクロファージの手には負えなくなります。そこで、今度は白血球の中のリンパ球という細胞が戦闘に加わるようになります。この戦闘で強力な武器として働くのが、サイトカインという物質です。
リンパ球によって作られたサイトカインは、強力に炎症を抑え込もうとします。しかし、重症化した歯周炎では、次から次へとサイトカインがつくられ、結果、サイトカインの活性があまりに強すぎると、敵である細菌だけでなく自分の組織をも傷つけることになるのです。
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