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やがて骨が溶けて、歯は抜け落ちる(歯周病の終末)

2016年8月3日

それでは、歯周炎の症状と経過について、さらにくわしく見ていきましょう。
歯周炎になると、歯肉全体が赤く腫れ、ブラッシングをすると出血することが多くなります。また、起床時の口の中のネバつきが強くなり、口臭がすることもあります。ただ、初期のうちは歯肉炎同様に、症状は軽度、あるいはほとんど症状を自覚しないままに経過することもあります。
しかし、炎症が進んで中期になると、硬いもの噛んだだけで歯に違和感を感じたり、腫れたところから膿を排出するようになり、膿のため口臭も出てきます。また、歯肉がやせて下がってくるため、歯が長くなったように見えます。さらに、歯根膜や歯槽骨の破壊も始まっているため、歯のぐらつきも見られるようになります。
それでもなお歯周炎を放置していると、常に膿が出て、ひどい口臭に悩まされるようになります。歯はグラグラになり、噛み合わせるとひどく痛むこともあります。ここまで炎症が重症化すると、歯槽骨が溶けて、歯が抜けるのは時間の問題です。
健康な状態の歯槽骨では、破骨細胞による破壊と増骨細胞による新生が繰り返されており、古い骨から新しい骨へと置き換わっています。しかし、歯周炎による炎症が長期化すると、両者のバランスが崩れます。炎症の過程でつくられるサイトカインの影響で、破骨細胞が優勢になり、骨はどんどん破壊され続けるのです。やがて歯槽骨は溶けてなくなり、支えを失った歯は抜け落ちてしまいます。
歯周炎の終末は歯を失うことですが、実は歯周病は歯だけでなく、全身にも悪影響を及ぼすのです。
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