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骨を破壊していく「歯周炎」

2016年7月29日

「歯周炎」とは、歯槽骨を含めた歯周組織にまで炎症が広がった状態をいいます。歯周炎の原因菌は嫌気性菌と呼ばれ、歯肉炎の原因菌である好気性菌とは性質が異なります。好気性菌は酸素がないと繁殖できないのに対して、嫌気性菌は酸素を嫌うため歯と歯肉のすき間に潜り込んで繁殖します。さらに嫌気性菌は、細胞内毒素といって、自らの細胞内に歯周組織を傷つける毒素を持っているのです。
歯と歯肉の境目には、健康な状態でも0.5~2.0mm 程度の溝(歯肉溝という)があります。しかし、歯肉炎の状態が進んでくると、歯肉溝にプラークや歯石がたまり、次第に溝が深くなっていきます。さらに、この溝へ潜り込んだ嫌気性菌が分泌する毒素によって、歯肉の上皮が破壊され、やがて「歯周ポケット」と呼ばれる病的な溝が形成されます。
歯周病が進むにつれて歯槽骨が破壊されることにより、歯周ポケットの溝も深くなります。そのため、歯周ポケットの深さは歯周病の進行段階を知る一つの目安となります。
歯周ポケットが浅い初期の段階であれば、徹底した治療とプラークコントロールによって改善することも可能ですが、歯周ポケットがさらに深さを増すと、溝の奥に入り込んだプラークや歯石を取り除くのが難しくなります。歯周ポケットは歯石でふたをされたような状態になり、そこはまさに酸素を嫌う嫌気性菌にとって、絶好の繁殖場所となってしまうのです。
歯周ポケットの奥深くで繁殖する歯周病菌は、長期にわたって歯周組織を攻撃し続けます。歯肉はもちろん、歯根膜や歯槽骨まで次第に破壊していくのです。
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