診療時間
09:00 ~ 13:00 / / /
14:00 ~ 16:00 / / / /
  • 休診日:日・月・祝

電話でのご予約

052-955-8211

〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦3-7-14 ATビル2F

WEB予約 24時間受付中
キービジュアル

虫歯予防に利く唾液を増やす工夫1

2016年6月6日

エナメル質にミネラル分を補給する「再石灰化」を促す重要な役割を担うのは唾液です。この分泌量は、じつはかなり個人差があります。
日頃から、唾液の分泌量が少なくて口の中が渇きやすいと感じる人は、次の工夫を取り入れてみてください。
1. アルコール入り洗口液を使いすぎない
アルコールは皮膚の消毒にも用いられるように、強い殺菌作用があります。同時に、口の粘膜の水分もうばってしまうため、常用していると、唾液の出が悪くなり、口の中が渇きやすくなってしまいます。
2. かみごたえのある食べ物を意識してとる
野菜や果物など食物繊維が豊富な食べ物は、かめばかむほど唾液の分泌を促します。ぱりぱりした食感の生野菜はとくにおすすめです。一方、キャラメルのように、歯にくっつきやすい粘着性の食べ物は控えましょう。
3. 酢やレモンなど酸味を加える
梅干しを想像しただけで、唾液がジュワーっと出てきますね。酸味は唾液の分泌を促します。料理に酢やレモンを加えたり、水に加えてレモン水にしてのんだりするのもグッドです。
一壺歯科医院
http://www.icco-d.com/

虫歯の危険度がわかる「カリエス危険度テスト」

2016年6月3日

英語では虫歯のことを「カリエス」といいます。虫歯のなりやすさの危険度を決めるのが、ミネラル分が歯から溶け出してしまう「脱灰(だっかい)」と、唾液中のミネラル分による「再石灰化」のバランスです。口の中が脱灰しやすい状態になっていると、カリエスの発生危険度が高くなるというわけです。
そこで、虫歯予防に力を入れている歯科で行われているのが、カリエス危険度テストです。これは、脱灰と再石灰化の繰り返しをいろいろな要素で分析する検査です。
検査項目は、
1. ミュータンス菌など虫歯菌の数
2. 唾液の分泌量
3. 唾液が酸を中和する力
4. プラーク(歯垢)の量
5. 食事の仕方と回数
6. 再石灰化を促すフッ素の使用回数
など、多岐に渡ります。
それぞれ検査項目の結果はスコア化され、クモの巣状のグラフにして、その人の弱点がひと目でわかるように工夫されています。もちろん具体的な対策もアドバイスしてもらえます。
自分のリスクを知りたい人はもちろん、日頃から虫歯になりやすいと感じている人にはとくにおすすめの検査です。健康保険が利かないので、医療機関によって、かかる費用は違います。この点も事前に確認しましょう。
一壺歯科医院
http://www.icco-d.com/

間食のとりすぎも虫歯になりやすくする

2016年6月1日

虫歯の直接の原因は、虫歯菌がつくる酸でした。では、お菓子や砂糖をとらなければ、酸は発生しないのでしょうか。答えはノーです。
私たちの口の中は通常、中性に違い弱酸性なのですが、じつは三度の食事のたびにPHは下がります。砂糖を含むお菓子を食べなくても、ごはんやパンなど炭水化物をとると、唾液で分解されて糖になります、それらを虫歯菌が利用することで酸が発生し、口の中は酸性に傾くのです。
歯からミネラル分が溶け出すいわゆる「脱灰(だっかい)」が始まるのは、PHが5.5を下回ったときです。しかし唾液には、酸性に傾いた口の中を中性に戻す「緩衝能(かんしょうのう)」という力があります。それによって、唾液中に含まれるカルシウムやリンが溶け出した部分に取り込まれて、エナメル質が修復される「再石灰化」が起こります。私たちの口の中では、つねにこの脱灰と再石灰化が繰り返されています。
ところが、だらだらと間食をとったり、口にいつも食べ物が入っている状況では、口の中はつねに酸性に傾いたままです。再石灰化が起こる余地がなくなり、やがて虫歯が発生します。
虫歯予防のためには、食事と食事の時間をあけることが第一です。さらに、食べ物をよくかむなどして唾液を増やす工夫をすることも大切なのです。
一壺歯科医院
http://www.icco-d.com/

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

  • WEB予約

電話での問い合わせ

052-955-8211

医院住所

〒460-0003
愛知県名古屋市中区錦3-7-14 ATビル2F

pagetop