虫歯予防に利く唾液を増やす工夫1
2016年6月6日
エナメル質にミネラル分を補給する「再石灰化」を促す重要な役割を担うのは唾液です。この分泌量は、じつはかなり個人差があります。
日頃から、唾液の分泌量が少なくて口の中が渇きやすいと感じる人は、次の工夫を取り入れてみてください。
1. アルコール入り洗口液を使いすぎない
アルコールは皮膚の消毒にも用いられるように、強い殺菌作用があります。同時に、口の粘膜の水分もうばってしまうため、常用していると、唾液の出が悪くなり、口の中が渇きやすくなってしまいます。
2. かみごたえのある食べ物を意識してとる
野菜や果物など食物繊維が豊富な食べ物は、かめばかむほど唾液の分泌を促します。ぱりぱりした食感の生野菜はとくにおすすめです。一方、キャラメルのように、歯にくっつきやすい粘着性の食べ物は控えましょう。
3. 酢やレモンなど酸味を加える
梅干しを想像しただけで、唾液がジュワーっと出てきますね。酸味は唾液の分泌を促します。料理に酢やレモンを加えたり、水に加えてレモン水にしてのんだりするのもグッドです。
一壺歯科医院
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