ノンシュガーの飴でも歯には危険
2016年5月16日
飴は虫歯になる、ということはほとんどの人がよく知っていることでしょう。でも、例えば口さみしい時、喉がイガイガする時などは飴が食べたくなることもあります。そんな時、よくお店に売ってある「ノンシュガー」、または「シュガーレス」の飴を手に取る人も多いのではないでしょうか。
これだったら、ダイエットにもいいし、虫歯にもならないし、と思われがちです。が、しかし、シュガーレスというのは「砂糖が減らしてある」という意味で、砂糖は入っています。そして、「ノンシュガー」というのも全く砂糖が入っていないわけではありません。糖分が0.5%未満であればこの表示をしていいことになっているのです。
あと、問題なのが、風味付けに使われている添加物です。飴の風味で人気があるものにフルーツ味がありますが、柑橘系の味のするもの、梅味などにはクエン酸が多く含まれています。クエン酸は酸が非常に強いため、歯を溶かしてしまいやすいのです。
ダイエットのために、ノンシュガー飴をしょっちゅうなめている人などは歯がだんだん溶けてくる危険性がありますので要注意です。
何事もほどほどが肝心です。時々摂取する程度に止めておきましょう。
一壺歯科医院
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