重曹を使った歯磨き
2016年3月28日
重曹はお料理やお掃除でよく使われていますね。特に、重曹は頑固な汚れ落としにも活躍する優れものとしてよく知られています。この重曹が歯磨きにも実は使えるのです。重曹は料理の調味料としても使えることから、お口の中に入れても特に害はありません。実際、歯科の現場でもヤニ落としなどのクリーニングの際に重曹は使われています。
重曹はアルカリ性であることから酸性に傾いてしまった口の中を中和してくれる働きがあります。また、お掃除の際、頑固な汚れ落としにも使われるように、歯のステインなどを落としてくれる効果も高いのです。そのため、重曹で歯を磨くと、歯が白くなったような効果が得られます。
重曹を水に溶かしてぶくぶくうがいをするのも、食後酸性に傾いた口の中を中和するのにとても効果的です。口が酸性に傾くと歯が溶かされやすい環境になるため、重曹水でぶくぶくうがいをすることは虫歯予防にとても効果的であると言えるでしょう。
現在数多くの市販の歯磨き粉がありますが、中には体質的に歯磨き粉に入っている化学成分が合わずに口内炎ができやすかったりする人もいます。その点、重曹はそのような心配はありません。また、歯が着色しやすい人は歯の色が気になりだしたら、重曹で時々歯を磨いてみる、というような使い方も良いでしょう。
歯を大切にして健康な体づくりを目指しましょう。
一壺歯科医院
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