舌癌と口内炎の見分け方
2015年11月25日
舌癌という言葉にはあまり馴染みがないかもしれません。たしかに体の他の部分の癌に比べると圧倒的に耳にすることが少ないですが、口の中にも癌は発生することがあり、舌癌はその中の半数以上を占めるとされています。
舌は自分で見ることができる臓器であるため、癌の特徴を知っておくことによって早期発見をすることが可能です。しかし、舌癌はよく口内炎に似ている場合があり、異変があったとしても口内炎と間違われて放置されることが多いのが現状です。そこで今回は舌癌と口内炎の見分け方について簡単にご説明します。
■舌癌と口内炎の見分け方
1.口内炎は境界がはっきりしている
口内炎は周囲が赤くて腫れぼったくなっている真ん中に白い潰瘍ができます。そして、その形は円形か楕円形で境界がはっきりしています。
2.口内炎は遅くても2週間以内には治る
口内炎は大体1週間から2週間もあれば治ってしまいます。2週間以上たっても変化がない場合には要注意です。
3.口内炎は小さくても痛みが強い
口内炎は小さくてもしみる症状や触れた時の痛みがが強いものです。それに対して、舌癌は見た目の割に痛みをそれほど感じないことが多いものです。
以上、ぜひ参考にしてみてください。
お口の中のことで心配なことなどございましたらお気軽にご相談ください。
一壺歯科医院
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