顎関節症とは
2015年11月16日
顎関節症は、口を開けたり閉めたりするときにあごの関節に雑音がしたり、口を開けようとするとあごの関節や筋肉が痛んだり、口が大きく開けられない、という症状を主な症状とした症候群です。10代~30代くらいの若い女性に多く見られ、その後は年齢を増すにつれてだんだんと症状を訴える患者さんは減っていきます。一生の間に二人に一人はこの顎関節症を経験すると言われているほどありふれたものでもあります。
顎関節症になっているとしても治療が必要と限ったわけではありません。あごの関節の雑音は全人口の20%ほどの人にみられるとも言われており、また、口を開け閉めすると痛いとか、口が開けづらいというような顎関節症の症状がおこったとしても、症状が一時的で落ち着く場合も多く見られます。そのような場合も多いことから、顎関節症になったからといって、慌てて治療をしないといけないわけではありません。実際に顎関節症で治療が必要になる人は、顎関節症の症状を自覚した人の5%ほどであると言われています。
治療が必要になる場合の症状は、顎を動かすときの顎関節や筋肉の痛み、口が開かない、という症状が続いて生活に支障をきたすようになっている場合などです。
顎関節症の症状があって気になるという方は一度ご相談ください。
一壺歯科医院
http://www.icco-d.com/