舌の縁がでこぼこになっている
2015年10月7日
皆さんは舌の形を意識して見たことがあるでしょうか?舌苔が口臭の原因になるということは最近よく知られてきていますので、舌の表面を見たことはあるかもしれませんが、実は舌の形によって、体の健康状態などがわかる場合があります。
健康的な舌は引き締まった形をしています。しかし、舌の縁が波打ったようにでこぼこしている場合があります。このでこぼこは歯の型がついてしまっていることによるのですが、歯の型がつく場合、次のような原因が考えられます。
1.歯ぎしり、食いしばり
日中や就寝時に歯ぎしりや食いしばりをすることにより、舌が歯に押し付けられて舌に歯の形がついてしまいます。
2.舌のむくみ
新陳代謝の低下による血流の滞りによって舌がむくみ、歯の痕がつきやすくなります。
3.歯並びが小さすぎる
下あごの成長が不十分で歯並びが狭かったり小さい場合は舌が収まるスペースが小さいために、痕がつきやすくなります。
4.舌が大きすぎる
舌が大きすぎる場合も同様に歯型がつきやすくなります。
実際によく見られるのは1と2のケース、つまり歯並びや舌の大きさに異常がないのに起こっているケースです。歯ぎしりや食いしばりは、日中に癖で行っている場合、それを意識してやめることで夜間に歯ぎしり、食いしばりが起こりにくくなると言われています。また、舌のむくみは、疲れや冷たい飲み物を取りすぎて消化機能が落ちている時に起こりやすいと言われていますので、生活を一度見直してみるとよいでしょう。
当院ではお口の中をトータルでチェックしております。お口の中の悩みなど、お気軽にご相談ください。
一壺歯科医院
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