こんな癖は歯並びを悪くする
2015年8月31日
「親の歯並びも悪いし、子供が歯並び悪くなるのは仕方がない」と思っていませんか?骨格などの要素は確かに遺伝するものですが、歯並びを悪くする原因というのは実は日常的に行っている癖などの生活習慣からきていることが多いのです。お子さんに次のような癖があったら要注意です。
1指しゃぶり
指をしょっちゅう口に入れていると、出っ歯になったり、開咬(前歯が合わなくなるかみ合わせ)になってしまいます。
2舌を歯に押し付けたり、出す癖
舌で歯を押す力がかかるため、出っ歯やすきっぱ、開咬になることがあります。
3下唇を噛む癖
出っ歯になったり、下の歯並びが内側に倒れガタガタになったりします。
4上下の唇を内側に巻き込む癖
唇を内側吸い込んだり、唇を舐めようとして中に巻き込むようにする癖があると、下の歯並びが前にでてくる反対咬合になることがあります。
5ほお杖をつく、片噛み、同じ側ばかり下にして寝る、うつ伏せ寝
毎日繰り返すことにより、常に一箇所に力が加わることになるため、骨格自体がずれてきます。
6口呼吸
出っ歯になったり、歯のアーチが狭くなってガタガタの歯並びになることがあります。
7よく噛まずに食べる
やわらかいものばかり食べてあまり噛まないことが習慣になっていると、舌や口の周りの筋肉が発達せず、歯並びがきれいに形成されません。
ぜひ、お子さんに以上のような癖がないか、注意して見てあげましょう。早い年齢でやめさせることによって、悪い歯並びになるのを防ぐことも十分可能です。歯並びは見た目だけの問題ではありません。お口の健康とも大きく関わってきますので、早めの対処が大事です。
一壺歯科医院
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