味覚障害って? ~対処法~
2015年5月14日
前回お話しさせていただきましたように、味覚障害は年々増えてきています。それは特に若い世代における亜鉛不足による味覚障害が増えてきているのが大きな要因であるようです。
次のような人は亜鉛不足になりやすい危険があります。
1.一人暮らしをしている
一人暮らしだと、栄養が偏りやすく、また味付けの濃さなどが分かりづらくなり味覚障害であることの発見が遅れがちになります。
2.ファーストフードやコンビニ弁当、インスタント食品をよく利用する
栄養が偏ったり、食品添加物が多く含まれているため、亜鉛不足に陥りやすくなります。
3.無理なダイエットをしている
栄養不足により亜鉛も不足します。
また、亜鉛が不足すると体に出てくる他のサインとしては次のようなものがあります。
1.ケガの治りが悪くなってきた
2.疲れやすくなってきた
3.肌荒れ、シミが目立ってきた
4.抜け毛が多くなってきた
5.爪に白い斑点や縦スジが出てきた
6.目が疲れやすくなった
7.風邪をひきやすくなった
8.記憶力が悪くなってきた
味覚障害は一人暮らしであると客観的に味の感じ方が分かりにくくなり、発見が遅れがちになります。上の項目に当てはまるものがある人は次のような亜鉛を多く含む食べ物を積極的に摂るようにすると良いでしょう。
牡蠣、煮干し、明太子、肉類全般、卵、味噌、わかめ、きな粉、ごま、ナッツ類、海藻類、チーズ、ココア、抹茶 など
もしも味覚障害の自覚症状があって、なかなか治らない場合は治療法がありますので、まずは歯科医院に相談してみましょう。
一壺歯科医院
http://www.icco-d.com/