歯ぐきの黒ずみの原因
2015年4月28日
歯ぐきが黒ずむ原因としては次のようなものが考えられます。
1.メラニン色素が多い
肌の色が人それぞれ違うように、歯ぐきの色も人それぞれです。生まれつきメラニン色素が多いと、歯ぐきが茶色、または黒っぽくなります。
2.喫煙によるもの
喫煙することによって、ニコチンの刺激によりメラニン色素が増加します。また、タバコから放出される一酸化炭素によって、歯ぐきが酸素不足になり血流が悪くなることで、歯ぐきの色が黒っぽくなります。喫煙者はもちろん、親が喫煙することにより子供の歯ぐきの色にメラニン色素が沈着する危険性が非常に高くなります。
3.歯周病によるもの
歯周病が進むと、うっ血により歯ぐきの内部から黒っぽくなってきます。進行してくればくるほど赤紫がかった歯ぐきの色になります。
4.差し歯の金属の溶出によるもの
歯が虫歯などで大きく破壊されて土台をたてて歯をかぶせる場合、主に土台に使われる金属がイオンとなって溶け出し、歯ぐきに色素沈着を起こしてくることがあります。かぶせ物の場合は、金属が使われていても黒ずみの原因となりにくいものを使用しています。健康自体には問題はありませんが、特に前歯の場合は目立つため、土台の材質を着色を起こさないものに変えることで予防することができます。
原因によって、歯ぐきの黒ずみの改善方法が異なってきますので、詳しくはお尋ねください。
一壺歯科医院
http://www.icco-d.com/