補助清掃器具 ~歯間ブラシの使い方について~
2015年2月8日
以前の記事で歯を磨くための補助清掃器具についてお話しさせていただきましたが、今回は歯間ブラシについて詳しく説明していきたいと思います。
歯間ブラシは歯と歯の間、とくに歯と歯茎の間の汚れを取る器具で、針金に細くて小さなナイロンの毛がついており、様々な毛束サイズが売られています。ブリッジや連結した被せ物が入っている部分の清掃にも適しています。
■歯間ブラシの選び方
歯間ブラシのサイズは、歯の隙間の大きさに合わせて選びますが、隙間よりも少し小さめで、磨く時に抵抗なく動かせるような余裕のあるサイズが良いでしょう。
■歯間ブラシの使い方
歯ぐきを傷つけないようにゆっくりと歯と歯の間に歯間ブラシを挿入していきます。ブラシは水平な状態に保ち、優しく前後に数回動かして清掃します。慣れないうちは鏡を見ながらやることをおすすめします。使い始めの頃は出血することがよくあります。これは歯ぐきが炎症を起こしているためで、繰り返し使っていくことにより炎症も無くなって出血も止まってくることが多いです。また、歯ぐきの炎症が取れて腫れが落ち着くと歯と歯の隙間が大きくなったり歯が長く見えることがありますが、これは歯ぐきが健康的な状態になって引き締まったことによるものですので問題ありません。
人によって歯の状態は異なりますので、まずは歯科医院でサイズの選び方、使い方を確認した上での使用をおすすめします。お気軽にご相談ください。
一壺歯科医院
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