歯周病を悪化させる要因
2015年1月11日
歯周病を悪化させる要因として次のものが挙げられます。
①歯石
歯石の表面に歯垢がつきやすくなります。
②歯並びの乱れ
歯並びが悪いとプラークコントロールが難しくなります。
③不良な詰め物やかぶせ物
詰め物、かぶせ物と歯との間に段差があると、そこに歯垢がたまります。
④喫煙
喫煙者は非喫煙者に比べ数倍歯周病にかかりやすいと言われています。
⑤不規則な食生活
間食をよくするなどのだらだら食べは歯垢をためやすくなります。
⑥歯垢がつきやすい食習慣
軟らかい物や甘い物を多く取る人は歯垢がつきやすくなります。
⑦口呼吸
口呼吸により、口の中が乾いてしまい、唾液の自浄作用の働きが落ちて歯垢が溜まりやすくなります。
⑧全身疾患(糖尿病や骨粗鬆症)
歯周病は糖尿病の一症状として数えられています。また、骨粗鬆症により骨が弱くなり歯周病が進みやすくなります。
⑨ブラキシズム(歯ぎしり、かみしめ、食いしばり)
歯周病がすでに存在している場合に、歯に過剰な負担がかかると周囲の骨の吸収がより進んでしまいます。
⑩ストレス
ストレスによって唾液が減少します。そうすると歯垢が溜まりやすくなります。
⑪妊娠中のホルモンの変化
女性ホルモンの変化により、ある種の歯周病原菌が増え歯周病を悪化させることが分かっています。
⑫遺伝や体質
もともと遺伝的に歯周病になりやすい体質の人もいます。
以上の要因があると、歯周病が進みやすくなります。心当たりがある人は自分で改善できるものは改善し、改善が難しい物に関しては歯科医に相談してみるとよいでしょう。
歯に関するお悩み、お気軽に当医院にご相談ください。
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