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根尖病巣と掌蹠膿疱症との関係

2014年12月12日

根っこの先に膿がたまる病変のことを根尖病巣といいます。
この根尖病巣は放っておくとどんどん大きくなり、いずれ歯をダメにしてしまうこともある厄介なものですが、じつはこの病変は歯だけでなく、口の領域から遠く離れた部分にも影響を与えることが分かっています。
例えば、掌蹠膿疱症という皮膚病との関連が指摘されています。
これは膿が溜まった膿庖と呼ばれるものが手のひらや足の裏に大量に発生する病気で、良くなったり悪くなったり繰り返すものです。
まずは小さな水ぶくれができ、だんだんと膿庖に変化していきます。出始めにかゆみを伴うことがよくあります。その後、かさぶたとなり、皮膚の最表層が剥がれてきます。スネや膝などにも出ることがあります。
この病気は金属アレルギーや、扁桃腺、歯・鼻などに細菌性の慢性炎症があると起こることが多いと分かっています。歯科領域では歯性病巣、とくに根尖病巣との関連が指摘されており、それが主要な原因になっているとも言われ、掌蹠膿疱症の患者さんの根尖病巣の治療開始後比較的早期に皮膚の改善が見られるとの報告もあります。
根尖病巣は慢性の経過をたどっている場合、無症状で経過することが多く、なかなか自分で気づくことはありません。レントゲン写真でははっきりと写ってきますので、定期的に歯科で検診を受け、大きな全体のレントゲンを撮ってそのような異常を起こしている歯がないかを確認していく必要があります。
当院では3カ月に一度の検診をお勧めしており、お口全体のチェック・お口の健康を守るお手伝いをさせていただいております。
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