どうしても抜歯が必要になったら ~インプラント、ブリッヂ、入れ歯のメリットデメリット~
2014年10月22日
歯周病や虫歯等により、どうしても抜歯が必要となった場合、その抜けた歯の機能を回復する手段として、3つの方法があるという事は皆さんもご存じの事と思います。
それぞれ、メリットデメリットがございますが、改めて各方法の特徴をご紹介させて頂きます。
1、インプラント
【メリット】
・噛む力が、天然の歯とほぼ同じ程度得られる
・天然の歯と同じように味を感じることが出来る
・周りの歯に負担をかけない。
【デメリット】
・手術が必要なため、治療期間が長くかかる
・保険が適用できないため、高価になる。
2、ブリッチ
【メリット】
・天然の歯と同じように味を感じることが出来る
・治療期間が短期間で済む。
・保険が適用できるので、保険内で制作する場合は安価になる。
【デメリット】
・噛む力がインプラントに比べ、弱くなる。(天然の歯の60%程度)
・周りの歯を大きく削る必要があるため、削られた歯への負担が大きくなる
3、入れ歯
【メリット】
・治療期間が短期間で済む。
・保険が適用できるので、保険内で制作する場合は安価になる。
【デメリット】
・噛む力がインプラントやブリッヂに比べ、弱くなる。(天然の歯の40%以下)
・熱を感じにくいため、味を感じにくい。
・ばねを掛けた歯への負担が大きく、数年でその歯も抜歯をすることになってしまう。
それぞれ良し悪しはありますが、各治療法とも、どんな地症例でも適応できるというわけではございません。
自分の場合、どれが適切なのかという事を把握するためにも、まずはご自身の口腔内の状態や生活習慣を見直す必要がございます。
インプラントをやりたい、と思っていても、インプラントをやるべきではない患者様もいらっしゃることも事実ですので、まずは信頼出来る歯科医師にご相談されることをおススメしております、
当院では、患者様にとって理想の歯科医院であるよう、常に患者様主体の治療を行っております。
http://www.icco-d.com/10message/