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歯ぐきに白い出来物が出来た

2014年9月7日

腫れや痛みもないのに、突然、歯ぐきに突然白い出来物が出来る事があります。
歯ぐきにできる出来物は、口内炎やエプーリスと呼ばれる良性の限局性腫瘤(しゅりゅう)等、さまざまなものがございますが、ほとんどの場合は、根の先に溜まった膿が出てくる時にできる婁孔(ろうこう)であることが多いです。
この婁孔がよく見られるのは、虫歯や外傷などで歯の神経が死んでしまい、そこから慢性的に感染炎症がおこっている時や、不適切な根管治療をしたために、根管内が細菌により再感染してしまった時などで、根っこの先に”歯根嚢胞(しこんのうほう)”という、膿の袋が出来ているような場合です。
歯根嚢胞自体は痛みや腫れを伴わない事も多いので、通常は、自分ではその存在に気付くことが無いのですが、その袋の中に溜まった膿が外に出ようとして、歯槽骨という歯を支えているアゴの骨の中を通り、歯ぐきの表面にまで出てきた時に、婁孔となって現れるのです。
つまり婁孔が見られるということは、その周囲の歯の根の先に歯根嚢胞が出来ていることが疑われるということです。
歯根嚢胞は、基本的に、放置していても自然治癒することはありません。
むしろ、ゆっくりですが確実に進行し、巨大化していきます。
歯根嚢胞が小さいうちであれば、適切な根管治療を行う事で完治できますが、長期間放置してしまった場合は根の治療だけでは難しくなり、抜歯をしなければいけないケースも出てきますので、もし歯ぐきに出来物を見つけたら、早めに歯医者さんに診てもらう事をお勧めします。
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