指しゃぶりは悪いわけではない
2019年6月20日
指しゃぶりは「歯並びに悪影響があるたため、止めさせた方が良い」というのは、間違いではありません。
しかし、3歳程度までであれば、その後の歯の発達に影響がなく、無理やり止めさせるほどのことでもないことは、理解しておきましょう。
もちろん、指しゃぶりによって、上下の前歯の間に隙間ができる間咬になってしまったり、指で常に歯を押すことであらぬ方向へ歯が移動したりすることもあります。
そのため、3歳を過ぎてもまだ指しゃぶりしているのであれば、止めさせる方が良いです。
ただし、指しゃぶりをただ禁止するだけでは、爪を噛んだり、かんしゃくを起こしたりなどの別の問題が発生することが多いです。
そのため、子供が安心する環境(寝付く前の読み聞かせなど、日頃のスキンシップ)を作り、外で体を動かして遊ぶなどして、安心感を与えてストレスを発散させてあげることが重要です。
指しゃぶりが歯並びを悪くする原因ではありますが、その指しゃぶりをさせてしまう原因があれば、まずはそちらを解消しなければいけません。
当院では、一般歯科治療の他、噛み合わせの治療を行っております。
ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。
http://www.icco-d.com