歯を抜く意味
2018年7月28日
重篤な虫歯になった場合、一般歯科では抜歯してしまうのが一般的です。
虫歯の治療は、基本的に侵された部分を削り取ることです。
そのため、進行して歯の根にまで到達してしまった虫歯は削ることができず、治療ができなくなります。
そうなると、虫歯に侵された歯を抜いてしまうことで、他の歯への感染を防ぎ、治療してしまうわけです。
つまり、抜歯というのは、患部を除去する虫歯治療の最終点と言えるでしょう。
最終点ですから、一般歯科ではそれ以上の虫歯治療はありません。
それでも、自分の歯を残したいのであれば、一般の虫歯治療を超えた次の治療を行うしかないでしょう。
それが「根管治療」です。
根管治療も「侵された組織を除去する」治療に違いはありません。しかし、根管治療では、歯の根の奥にまで広がった虫歯菌や歯周病菌を除去することができ、抜歯せずに治療します。
もし、一般歯科の虫歯治療で抜歯を勧められた場合は、その歯科医では最終段階に達したということです。
そのため、自分の歯を残したいのであれば、根管治療を行っている歯科医に診てもらう必要があると考えてよいでしょう。
当院では、一般歯科治療だけではなく、根管治療も数多く行っています。気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。
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