着色が付きやすい食べ物とは
2018年7月16日
歯に付着する茶色い着色汚れ、特に前歯に付着していると、口を開けた時や笑った時に見えて気になりますよね。
着色は、「タバコのヤニ」という言葉があるように、タバコを吸っている人に起こるものだと思っている方も居ますが、実際は違います。
普段、日常的に食べている飲食物の中にも、着色性物質は含まれていますので、誰でも着色は起こりえるのです。
ただし、同じものを食べていても、歯や唾液の質により、”着色のしやすさ”には個人差があります。
では、どのような飲食物が原因で着色が付くのでしょうか。
<着色が付きやすい飲食物>
・ 緑茶、紅茶、ウーロン茶など、タンニンが含まれた飲み物
・ コーヒー
・ 赤ワインやチョコレートなど、ポリフェノールが含まれたもの
・ カレー
・ 醤油やソース、ケチャップなど色の濃い調味料
・ ブルーベリーやぶどうなど
・ その他、着色料を使ったお菓子やジュースなど
このように、日頃から口にする事の多い飲食物で着色が付く事がわかります。そして、もう1点知っておいて欲しいのは「着色補助食品」の存在です。
「着色補助食品」とは、それ自体は着色の原因となりませんが、着色が付きやすい飲食物(着色性飲食物)と同時に摂取する事で、着色しやすくしてしまいます。
「着色補助食品」には、柑橘系の飲食物、アルコール、炭酸飲料、お酢やクエン酸などが挙げられます。
例えば、アルコールや炭酸飲料を飲みながら、着色しやすい食べ物を食べると、より着色が付きやすくなる、というわけです。
着色が気になる方は、例えば、食事の際の飲み物は水にするなど、着色補助食品と着色性飲食物の食べ方に注意してみると良いでしょう。
当院では、審美歯科治療を行っております。ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。 http://www.icco-d.com/