親知らずの抜歯は一般歯科でも良い?
2017年12月19日
奥歯の奥に生えてくる「親知らず」は、「生える方向が斜めや横になっている」、「頬や他の歯に当たる」、「歯茎を盛り上げて違和感や痛みがある」など、生えてくるだけで問題が出てくることもあります。
また、あごの奥に生えてくる歯で、生えてくる時期の個人差が大きいため、歯磨きをうまくできずに、虫歯になるリスクが高い歯でもあります。
そのため、何らかの問題(違和感も含む)がある場合は、抜歯を勧められることが多いでしょう。
ただし、「親知らず」の抜歯は、一般歯科では良くないという話も少なくありません。
虫歯の治療中などに親知らずが見つかった場合に、そのまま一般歯科で抜くのではなく、口腔外科を紹介されることも多いでしょう。
しかし、実際のところは、ほとんどの場合、「親知らず」の抜歯を一般歯科で行っても、問題ありません。
もちろん、冒頭で書いたように斜めに生えていたり、他の歯に当たっていたりするような場合は、難しい治療になるため、専門である口腔外科で処置した方が良いでしょう。そして、そういった場合は、一般歯科の歯科医は口腔外科での抜歯を勧めるものです。
日頃からの信頼関係もありますが、かかりつけの歯科医にお任せいただければ、ほとんどの場合はスムーズに処置してもらえます。