子供の虫歯を防ぐ
2017年12月4日
子供は虫歯になりやすいものです。
乳歯は歯を守るエナメル質が薄く、歯に占める神経の割合が大きいため、虫歯がすぐに進行してしまいます。
また、親が歯磨きをしてやったとしても、どうしても磨き残しができてしまいやすいのも、大きな原因の1つです。
そのため、親が子供の歯を守ってあげることが重要です。
だからといって、甘いものを一切禁止にしたところで、普段の食事の食べかすが残っていると意味がありません。甘いものを禁止にするのではなく、きちんとした歯磨きをしてあげる方が先決です。
そのため、子供の歯を守るためには、3ヶ月検診などをはじめ、小児歯科にも協力してもらうのが、効果的なのです。
特に、5歳から6歳になると生えてくる、「6歳臼歯」と呼ばれる奥歯を守るためにも、小児歯科の協力が必要でしょう。
「6歳臼歯」は歯並びの基本となる大きな歯ですが、見えにくい場所にあり形も複雑なため、虫歯になる確率が非常に高い歯なのです。
この「6歳臼歯」を守るためには、毎日のこまめな歯ブラシが不可欠です。その方法を教えてもらうためにも、小児歯科での検診をしっかりと行うようにしましょう。
いまでは、「6歳臼歯」の溝をあらかじめ塞いでしまって、汚れが溜まりにくくする治療もあります。そのため、あまりにも磨き残しが多い場合は、歯科医に相談してみるのも、良い選択だと思います。