細菌・免疫力・かみ合わせが歯周病の原因2
2016年12月7日
体の免疫力が強い場合は、歯周病菌が少しぐらい増殖しても、発症につながりません。しかし、免疫力が弱いと、わずかな菌があっても、発症してしまうことがあるのです。
風邪をひいて体調が落ちたときなど、歯茎が腫れたり膿が出たり、歯茎から出血したというような経験はありませんか。
風邪をひいて免疫力が低下したため、歯茎が腫れるなどの歯周病の症状があらわれたわけです。かみ合わせの悪さも、歯周病の原因のひとつです。中でも気をつけたいのが、外傷性咬合です。
外傷性咬合は、むし歯があるのに治療しないでいたり、歯が抜けたまま放置していて起きるものですが、実は不適切な治療によって引き起こされる場合もあるのです。歯の治療でブリッジやかぶせ物をしても、かみ合わせがきちんとしていないと、それが原因で歯周病になってしまうというわけです。
このように、歯周病の場合は、細菌・免疫力・かみ合わせの3つの原因が複雑に絡み合って発症に至ります。
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