かみ合わせが悪いと歯周病になりやすい2
2016年12月30日
かみ合わせの悪さが歯周病に与える間接的な原因になるのは、咬合バランスの悪さが引き起こす全身的な影響です。
歯をかみ合わせたときに、あごに左右同等の力が加わっていない、つまり咬合バランスがとれていないと、徐々にあごが一方にずれてきてしまいます。あごが曲がることを顎偏位症といいますが、このような状態が続くと、ずれた反対側のあごの筋肉は緊張を強いられます。その結果、肩こりや偏頭痛、精神的なイライラなどの症状に悩まされるようになり、自律神経のバランスが崩れてしまいます。
自律神経とホルモンはお互いに影響し合っており、自律神経のバランスが崩れるとホルモン分泌にも変調をきたします。 ホルモン分泌のアンバランスは免疫力の低下を引き起こし、免疫力が落ちてくると口の中の細菌が増殖し、歯周病を発症することにもなります。このようにかみ合わせが悪いと、間接的に歯周病を発症させることになるのです。
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