健康な暮らしに不可欠な歯
2016年8月26日
しっかり噛んで食べる。普段はあまり意識することない「食べる」という行為は、生きることの基本でもあります。
私たちの体は、栄養がなければ生命を維持することはできません。ガソリンがないと車が動かないのと同じ。食べることによってエネルギー補給しなければ、体は機能しなくなり、餓死してしまいます。
おいしい食事は、日々の生活を楽しみの1つでもありますが、それ以前に、食べることは生命活動を支える行為でもあるのです。
そして、この「食べる」という行為を支えているのが「歯」です。何でもしっかり噛んで食べられる健康な歯があってこそ、食事を楽しめる。さらには、健康な体を維持できるといえます。
ところが、わが国では、歯の大切さを軽視する人がいまだ後を絶ちません。「むし歯が傷むので神経を取ってください」と、簡単に要求する患者さん。美容目的だけで、簡単に歯を被せてしまう人など。自分の歯は、一度削ってしまうと二度と元にはもどりません。どんなに優れた被せ物でも、自分の天然歯にはかなわないのです。
歯の疾患に悩む人が多いのは、大切さを軽視するがゆえに正しい知識を持たず、治療を先送りにしたり、予防を怠ることが大きな原因といえます。
歯の疾患の正しい知識と予防への意識を高めるために、歯と口腔の健康について、もう少しくわしくお話しましょう。
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