忙しいときは手抜きブラッシングで
2016年6月27日
歯ブラシだけでは落としにくい歯と歯の汚れには、デンタルフロスや歯間ブラシなどの使用をおすすめします。
毎日歯を磨くことは大切です。とはいえ、歯なんて磨く気にもなれない日もあります。そんなときには、予防歯科の知識を駆使した手抜きブラッシングで切り抜けてください。
おすすめは、電動歯ブラシか超音波歯ブラシで、磨き終わりを10としたら ざっと8割磨き、残りの2割を歯ブラシで手磨きする方法です。
全部を電動歯ブラシで磨くのも、手磨きするのも、時間がかかるものです。両者を組み合わせるのが一番能率的です。
歯ブラシは、その日の体調に合わせ、数種類(ソフト、ミディアムソフト、ミディアムなど)の硬さを用意します。歯肉が腫れている日はソフト、時間がないときはミディアム、お風呂の湯船につかりながら5分くらい磨けるならミディアムソフト、など体調や状況に合わせて選ぶのもコツです。
また、普段きちんと磨けない分、月に1回、歯科医院でPMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)を受けプラークを完全に除去してもらったり、プラークをそもそも堆積させないように、日頃からキシリトールを食後に摂取するのもおすすめです。キシリトールを常用している人は、一晩磨かなくても、プラークの堆積重量がキシリトールをかみ始める前の3分の1から4分の1に減ることがわかっています。
一壺歯科医院
http://www.icco-d.com/