歯がしみる原因
2015年12月23日
歯がしみる場合、「虫歯があるのかな?」と思ってしまいがちですが、その原因は虫歯だけではありません。どのようなものがあるのか見てみましょう。
■歯がしみる原因
1.虫歯
一番に疑うのは虫歯です。虫歯の場合、軽いうちは症状を出しませんが、進行するにつれて甘い物がしみたり冷たい物がしみるようになります。そしてもっと進行すると温かい物もしみるようになってきます。
2.知覚過敏
歯茎が下がると、虫歯ではないのにしみる、という症状が起こることがあります。通常は冷たい物が一過性にしみるという症状です。
3.歯の破折
噛む力が強い人にときどき見られます。特に力のかかる奥歯に亀裂が入り、強くしみたり、噛んでいたいなどの症状を出しますが、そのうち神経の炎症を起こすと強く痛み出します。
4.歯ぎしり、食いしばりによるもの
歯ぎしりや食いしばりがあると、歯の歯茎との境目部分が欠けたようにくびれてしみる症状がでることがあります。
5.歯周病
歯周病によって歯茎が下がると強くしみるようになります。
6.虫歯の治療後の過敏症状
とくに大き目の虫歯を治療した後は、中の神経が過敏になり、冷たいものでしみやすくなります。ほとんどの場合はだんだんと症状は消えていきます。
7.中心結節
小臼歯の真ん中に突起(中心結節)がある人がいます。この場合、この部分が折れてしまうことでしみたり痛みを出すことがあります。
それぞれ対処法が異なります。しみる症状でお困りの方はご連絡をください。
一壺歯科医院
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