抜いたほうが良い親知らずとは?
2015年12月18日
親知らずで悩む人は少なくないようです。腫れたり痛んだり、でも抜くのも痛みや腫れがでそうで気が進まない・・で二の足を踏んでしまう、という感じです。親知らずを抜いたほうが良いかどうかはその親知らずの状態や個人個人のお手入れの状態などで変わってきます。今回は抜いたほうが良い場合について解説していきます。
■親知らずを抜いたほうがよい場合
1.きちんと生える見込みがない場合
親知らずはまっすぐ生えていないことも多く、倒れていてまっすぐ生える見込みがない場合です。
2.他の歯並びを悪くしてしまっている
親知らずが手前の歯に力をかけて、全体の歯並びがずれる場合があります。放っておくとどんどん歯並びを乱す原因になります。
3.大きな虫歯になっている
親知らずは虫歯にかかりやすく、治療が非常に難しい場所です。
4.歯周病になっている
親知らず周囲の歯茎が頻繁に膿んだり、痛みを出す場合です。
5.顎関節症を起こしている
親知らずの生え方が悪くて顎関節症を起こすことがあります。
6.歯が延びて向かいの歯茎を噛んだり、粘膜を傷つけている
噛み合う歯がない場合、親知らずがどんどん延びて歯茎や粘膜を傷つけてしまう場合です。
7.親知らずの周囲に嚢胞を作っている
埋もれている親知らずの周囲に嚢胞を作っている場合です。
親知らずは絶対に抜かなければならない、というわけではありません。しかし、ケースによっては残しても悪くなるだけ、ということもありますので心配な人は一度歯科医師に相談してみましょう。
親知らずでお悩みの方はぜひご相談ください。
一壺歯科医院
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