ナイトガードのすすめ
2015年6月9日
皆様は寝ている間に歯ぎしりをしていませんか?歯ぎしりというとギリギリと音を立てて歯をこすり合わせることを想像しがちですが、歯ぎしりには大まかに3つの種類があります。
・ギリギリと歯をこすり合わせるもの(グラインディング)
・歯をグーッと噛み締めるもの(クレンチング)
・歯をカチカチするもの(タッピング)
この中でも2番目のクレンチングがとくに歯や体に悪影響があると言われています。そして、このクレンチングを眠っている間に行っている人は多く、日本人の80%にも及ぶ、とも言われているほどです。
歯ぎしりは体重ほどの力がかかると言われています。しかもそれが長時間続くのですから、歯へのダメージは相当なことが伺えます。
歯ぎしりが長期的に続くことによって、次のような症状が出てきます。
・歯周病が進みやすくなる
・歯がすり減って噛み合わせが低くなる
・歯にヒビ、亀裂が入る、または割れることもある
・歯の痛み、違和感を起こす
・歯の知覚過敏が起こる
・顎関節症を引き起こす
・詰め物、被せ物が外れたり、割れたりする
・頭痛、肩こり、腰痛、などの体の不調を起こす
歯だけではなく、体の不調をも引き起こすのです。しかもこの歯ぎしりは歯の寿命を短くする大きな原因ともなっています。しかし、歯ぎしりは自分でコントロールできません。そこで、眠っている間に歯を守ってあげることが必要になりますが、その役目を果たすのがナイトガードと呼ばれるマウスピースです。
歯ぎしりをしている人は詰め物や被せ物も取れたり割れたりしやすいため、その保護のためにもナイトガードを装着することをおすすめします。
どうぞお気軽にご相談ください
一壺歯科医院
http://www.icco-d.com/