歯磨きをしていても虫歯ができてしまう
2015年6月4日
一生懸命歯磨きをしているのに虫歯ができてしまう・・という人がいます。その原因として考えられることを挙げてみます。
1.食生活に問題がある
いくら歯磨きを頑張っていても、間食が多かったり、甘いものを良く摂取する、夜のデザートで甘いものを食べる、食事の時にあまり噛まない、などの傾向がある人は虫歯にかかりやすくなります。
2.歯の磨き残しが多い
いつも同じところに磨き残しがあると、その部分から虫歯になってしまいます。
3.歯並びが悪い
歯並びが重なっている場合、磨き残しが多く出やすくなります。
4.口の中が乾き気味(ドライマウス)である
ストレスや口呼吸、薬の副作用などで唾液の分泌が落ちると虫歯にかかりやすくなります。
5.歯に詰め物やかぶせ物が多い
詰め物やかぶせ物には段差がどうしても出てしまいますので、その部分に汚れが溜まりがちになり、虫歯を作りやすくなります。
6.体質の問題
歯の質が弱かったり、虫歯菌が多い場合です。虫歯菌は一般的に、親からの感染です。虫歯菌をもらう年齢が低いほど、のちに虫歯菌の数は多くなり虫歯にかかるリスクが高くなります。
歯磨きをしているのに虫歯にかかりやすいという人は、まずは食生活を見直してみましょう。何よりもいけないのは糖分をだらだらと摂ることです。また、歯科医院で歯磨きの仕方の指導を受け、自分の歯並びにあった磨き方をプロから教わっておくのも良いでしょう。体質や詰め物が多いなどで虫歯リスクの高い人は、歯科医院で高濃度のフッ素塗布を定期的に行うのも効果的です。
当院では予防を重視した治療を行っております。
一壺歯科医院
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