歯並びやかみ合わせはどんどん悪くなることがある? ~原因~
2015年4月22日
歯は乳歯から永久歯に生え替わり、一旦並び終わった後、それほど変わらないように思われているかもしれませんが、さまざまな理由で歯並びやかみ合わせが変化してくることがあります。
歯並びやかみ合わせを変化させうる原因となるものとしては以下のようなものが挙げられます。
1.虫歯や詰め物が取れたところを放っておく
虫歯で穴が空いた状態を放置していたり、詰め物やかぶせものが取れて放置していると、隣や向かいの歯が動いてきてしまい、かみ合わせが壊れてしまいます。
2.歯が抜けたところを放っておく
歯がない部分に歯を補う治療を施さないと周囲の歯が倒れたり動いてきたりします。
3.歯周病
歯周病が進行して歯がぐらついてくると、歯がすきっ歯になってきたり、上の前歯が出っ歯になってきたりします。
4.親知らずの影響
親知らず生えようとする力が手前の歯にかかると、全体の歯並びがずれてくることがあります。
5.歯ぎしり
習慣的に夜間の歯ぎしりなどがあると、歯がすり減ってかみ合わせが低くなってきます。
6.悪い癖
唇を噛んだり爪を噛む癖、また、舌で歯を強く押すなどの癖があると、だんだんと歯が動いてしまいます。
いかがでしたか?思いあたるものはありませんでしたか?
歯並びやかみ合わせが崩れてくることにより、さまざまな悪影響が出てきます。
次回はその悪影響についてお話をしていきます。
一壺歯科医院
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