正しい歯磨きの仕方を身につけましょう
2015年2月15日
歯周病、虫歯予防のためには普段のプラークコントロールが一番大事です。歯磨きをする際のポイントを知っているかいないかで予防効果に大きな差が出てきます。今回は歯ブラシによる一般的な正しい磨き方について説明させていただきます。
まず歯ブラシ選びが大事になってきますが、これに関しては以前の記事「歯ブラシの選び方」をご覧ください。
<正しい歯磨きの方法>
■効率よく歯垢を取るためのコツ
・歯ブラシは鉛筆を持つように持ちます
・毛先がしならないくらいの軽い力で磨きましょう
・2本同時に磨く感じで小刻みに動かして一箇所を10~20往復磨きましょう
■歯磨きのポイント
・歯の噛む面、裏側、表側の3面を分けて磨くようにしましょう。磨き忘れのないように順番を決めて磨くとよいでしょう。
・奥歯の噛む面、歯と歯茎の境目、歯と歯の間は三大不潔域と呼ばれ、磨き残しの多く出るところです。この三箇所を意識して磨くようにしましょう。
■歯ブラシの当て方
・奥歯の噛む面にはブラシの先を垂直に当てるようにし、溝の汚れを掻き出すように磨きましょう。
・歯の側面は次のように当てて細かく前後に動かして磨きましょう。
→虫歯予防には;歯の面に90度にブラシを当てて
→歯周病予防には;歯と歯茎の境目に45度の角度でブラシを当て、歯茎の溝の中の汚れを取るような気持ちで
ぜひ、以上を意識して磨いてみてください。それだけでも清掃効果に大きく差が出てきます。
当医院ではブラッシング指導にも力を入れております。お気軽にご相談ください。
一壺歯科医院
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