根管治療の負担
2019年5月9日
できる限り再発しないよう、徹底的に根管治療をするには、どうしても保険適用外での治療になってしまいます。
例えば、治療中に唾液などによって再感染してしまうリスクをなくすラバーダム防湿や、確実に根幹内を確認して処置するためのマイクロスコープなどは、特別な設備や時間がかかりますので、保険適用されません。
これらの施術は、歯科医師が儲けようと思って実施しているのではなく、再発する可能性がとても高い根管の治療を少しでも成功に導こうとしている歯科医師の工夫です。
保険適用内の治療方法のみで対応して、もし再発してしまったら、また同じように苦しい治療を受けなければいけません。何より再発時は治療が難しくなっていることが多く、歯を失ってしまうこともあるのです。
そのため、保険適用時に比べると大きな負担になるかもしれませんが、ラバーダム防湿やマイクロスコープなどを使って、確実に治療することをおすすめします。
根管治療は、ただでさえ難しい治療ですので、最適な設備を駆使し、少しでも成功率を上げていきましょう。
当院では、一般歯科治療の他、根幹治療を行っております。
ご不明点がございましたら、お気軽にご相談ください。
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