麻酔が切れるまでに注意すること
2015年5月5日
歯科の麻酔を使うと、大抵の処置は痛みを感じずに行うことができます。痛みを感じないためにもばっちりと麻酔を効かせて治療を行ってもらいたいものですが、歯科の麻酔は切れるまでにある程度の時間がかかります。そのため、治療が終わったからといって油断は禁物です。麻酔が効いている間に注意することをまとめてみます。
1.麻酔が切れるまでは食事を控える
麻酔で痺れているときは、食事で頬や唇をかんでしまう危険性が高く、食事は控えたほうがよいでしょう。どうしてもお腹が空いている場合は、あまり噛まなくても食べられるプリンやヨーグルトなどにとどめておきましょう。できれば、麻酔を使う処置がある場合は治療前に軽く食べておくのがよいでしょう。
2.やけどに気をつける
麻酔により温度感覚も鈍くなり、熱い飲み物などでやけどをしやすくなります。熱めのものは口に入れないようにしましょう。
3.よだれが垂れやすいので気をつける
唇やその周囲の皮膚までしびれるため、よだれが垂れても気付きにくく、外出時は特に気をつけたほうがよいでしょう。ハンカチをお忘れなく。
4.お子さんは特に注意
小さなお子さんでとくに起こりがちですが、唇が痺れている感覚を確かめるかのように、わざと唇をかんでしまって、唇を傷つけることがあります。どんなに強くかんでも痛くないため、深い傷を作ることも珍しくありません。その場合、唇が大きく腫れてきます。お子さんが麻酔を受ける際には特に注意を払いましょう。
歯科の麻酔は、通常1-3時間で切れてくることが多いです。打つ量が多かったり、お子さんの場合は切れるまでに時間がかかることがあります。油断をして傷を作らないように気をつけましょう!
一壺歯科医院
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