歯が抜ける原因
2020年1月19日
病気の中で歯が抜けてしまう原因の第一位はなにか、ご存知でしょうか?
それは虫歯ではありません。
歯を失ってしまう原因となる病気は、歯周病です。
歯周病は歯の見えているところではなく歯茎の内側で進行し、歯茎や歯の中にある神経組織(歯髄)にまで炎症を起こす病気です。
その炎症の影響で歯茎が腫れてブヨブヨになったり、歯茎から出血したりして、最終的には歯が抜け落ちてしまうことになります。
そんな恐ろしい歯周病ですが、じつは虫歯よりも患っている人の方が圧倒的に多く、30代以上の3人に2人は歯周病になっていると言われているのです。
もちろんこの数字は、歯科医に通っている人だけを含んだものではありませんので、歯周病になっていても気が付いていない人も大勢いるでしょう。
軽度の歯周病は自覚症状がほとんどなく、あっても一時的なもので終わることが多いので、症状が出ても「気のせい」「一時的なもの」と考えてほとんどの人は歯科医へ相談することすらしません。
そのため、気が付いて来院された時にはとても重度になっていることが多いのです。
そんな歯周病を予防するには、日々の歯みがきで歯周病の原因となる歯垢を除去しつつ、歯科医で定期検診を受けることをおすすめします。
定期健診であれば、歯周病の兆候を観察し、もし発症していたら軽度の段階で治療を開始することができるでしょう。
お口の健康になにかご不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。
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