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口内環境と唾液

2020年1月31日

「唾液の量」というのは、お口の環境や生活の質を大きく左右する要因です。
まず、物理的な点としては食事や会話のしやすさに関わります。
唾液がお口の中を濡らすことで、かんだり飲み込んだりといった食事や、発音をスムーズに行うことができるようにしてくれます。
それに加えてたべものや歯が当たるなどしても、唾液が滑るなどして怪我をしにくくなっているでしょう。
また、噛み砕いた食事が唾液と混ざり合うことで、舌で味を感じるセンサー(味蕾)で味を捉えられるようになります。つまり、味覚にも大きな影響があるのです。
それに加えて、唾液が分泌されることでお口の中の洗浄効果も期待できます。食べかすや口から入ってきた細菌を、唾液が洗い流してしまうわけです。
唾液には殺菌作用もありますので、細菌を殺したり弱らせたりしてくれますし、お口の中にできた怪我の消毒効果もあります。
唾液の殺菌効果や洗浄効果によって、じつは虫歯や歯周病、口臭を防いでもくれているのです。
そのため、口呼吸をしている人や唾液の分泌量が下がった高齢者などは、お口の環境を意識してケアしなければいけません。
お口の健康でご不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。
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クラウンと虫歯

2020年1月28日

被せ物(クラウン)は、治療後の歯に被せて歯の機能や見た目を整える補綴物の一種です。
一般的に「銀歯」と呼ばれる銀合金製のものの他に、金を使った金歯や樹脂製のもの、セラミックなど様々な素材のものがあります。
それらに共通して言えることは、クラウンの内側にある歯に異常があっても見た目にわかりにくい、ということです。
樹脂にしろ金属にしろ、クラウンは虫歯に冒されることはありません。特にセラミックは劣化することが少なく自然の歯に近いので、見た目は健康な歯に見えます。
しかし、どれだけピッタリと被せられていても、段差や隙間がゼロの状態はありえません。
そして、そんな段差や隙間こそ、細菌たちにとって格好の住み処になるのです。
症状によってはクラウンを外さずに治療したり、再度新しいクラウンをしたりすることもできます。
しかし、気付かない間に虫歯がひどくなっていることが多いため、クラウンどころか歯を失ってしまうことも少なくないのです。
クラウンをした歯は意識して歯みがきするとともに、違和感を覚えたらすぐに歯科医へ相談しましょう。
他院で治療したことのある歯でも、違和感がございましたらお気軽にご相談ください。
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クラウンとコアの材質

2020年1月25日

大きな虫歯の治療では、削った後を詰め物で補うことができませんので、被せ物(クラウン)を使って穴をふさぎます。
しかし、ただ歯に被せるだけではぴったりと合わせおくことが難しく外れてしまうリスクがあるため、「コア」という芯を残った歯に埋め込んで、そこにクラウンを取り付けるのです。
そのため、クラウンをする時には、クラウンそのものとコアの材質などを歯科医師から尋ねられることがあるでしょう。
一般的に、以下のような種類があります。
・コア(★は保険適用内です)
 銀合金★
 レジン(樹脂)★
 ゴールド
 ファイバー
・クラウン(★は保険適用内です)
 銀合金★
 レジン(樹脂)★
 ゴールド
 ハイブリッドセラミック(レジン+セラミック)
 メタルボンド(金属+セラミック)
 オールセラミック(セラミックのみ)
すべて保険内で行うのであればそれほど選択肢はほとんどないかもしれません。
しかし、奥歯など力がかかる歯の場合はコアの選び方によってはせっかく治療した歯が割れてしまい、抜歯するしかなくなることもあるのです。
そのため、きちんと歯科医と相談して決めるようにしましょう。
歯科治療にご不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。
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インプラントを入れる前に

2020年1月22日

歯が失われたときに行うインプラント治療は、入れ歯やブリッジに比べて硬いものも食べられ、審美性も高いため人気があります。
しかしその反面、外科手術となることもあって高額な医療費になり、安易に選択できない治療でもあるでしょう。
また、インプラント治療には、治療費以外にも気をつけなければいけない点がありますので、紹介します。
・メンテナンスの方法
じつは、インプラントは天然の歯よりも歯周病になるリスクが高いのをご存知でしょうか?
インプラントの人工歯に溜まった歯垢は人工歯を冒すことはできませんが、歯茎には炎症を起こします。
そして、そのままにしているとインプラントに沿ってすぐに歯茎の奥にまで進行してしまうのです。
そのため、定期的なメンテナンスの方法や計画、自宅でのメンテナンス方法などを確認しておかなければいけません。
・他の歯への影響
インプラントに設置する人工歯は、一般的に天然の歯よりも硬いものが多いです。
そのため、インプラントの歯とかみ合わせの相手となる歯には思った以上の負担がかかることがあるのです。
そういった「健康な歯に対してどの程度影響があるか」も確認しておくことで、将来のリスクに備えることができます。
歯科治療についてご不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。
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歯が抜ける原因

2020年1月19日

病気の中で歯が抜けてしまう原因の第一位はなにか、ご存知でしょうか?
それは虫歯ではありません。
歯を失ってしまう原因となる病気は、歯周病です。
歯周病は歯の見えているところではなく歯茎の内側で進行し、歯茎や歯の中にある神経組織(歯髄)にまで炎症を起こす病気です。
その炎症の影響で歯茎が腫れてブヨブヨになったり、歯茎から出血したりして、最終的には歯が抜け落ちてしまうことになります。
そんな恐ろしい歯周病ですが、じつは虫歯よりも患っている人の方が圧倒的に多く、30代以上の3人に2人は歯周病になっていると言われているのです。
もちろんこの数字は、歯科医に通っている人だけを含んだものではありませんので、歯周病になっていても気が付いていない人も大勢いるでしょう。
軽度の歯周病は自覚症状がほとんどなく、あっても一時的なもので終わることが多いので、症状が出ても「気のせい」「一時的なもの」と考えてほとんどの人は歯科医へ相談することすらしません。
そのため、気が付いて来院された時にはとても重度になっていることが多いのです。
そんな歯周病を予防するには、日々の歯みがきで歯周病の原因となる歯垢を除去しつつ、歯科医で定期検診を受けることをおすすめします。
定期健診であれば、歯周病の兆候を観察し、もし発症していたら軽度の段階で治療を開始することができるでしょう。
お口の健康になにかご不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。
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歯ブラシの換え時

2020年1月16日

歯みがきに使う歯ブラシをどのくらいの頻度で交換しているでしょうか?
「毛が広がったら」
「毛がヨレヨレになったら」
「毛先がバラバラになったら」
など、いろいろな説があります、どれも間違ってはいません。
これらはすべて、歯ブラシのブラッシング能力が落ちてきていることを目で見てわかる形で表現しているものです。
歯ブラシはブラシの細い毛を使って歯や歯茎との隙間などにこびりついている歯垢をかきとるのが主な仕事です。
そのため、しっかりとコシのあるブラシでなければうまくいきません。
広がっていたりヨレヨレになっていたりするということは、ブラシの毛のコシがなくなってきている証拠なのです。
ただ、じつはブラシの毛に変化が見つけられなくても、1ヶ月から2ヶ月程度で歯ブラシを変えることをおすすめします。
なぜなら、歯ブラシは水洗いするだけで殺菌消毒することなく放置されることがほとんどですので、雑菌が繁殖しているリスクもあるんです。
お口の中の細菌を除去するために、雑菌まみれの歯ブラシを使うのは、本末転倒でしょう。
そのため、見た目にはまだまだ使えそうに見えても、1ヶ月くらい、せめて2ヶ月以内には交換することをおすすめします。
お口の健康にご不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。
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歯は常に溶けている?

2020年1月13日

小さいころに、「炭酸ジュースを飲むと歯が溶ける」と親に叱られていた人は少なくないのではないでしょうか?
じつは、この話は嘘ではありません。それどころか、炭酸ジュースだけではなく、歯は毎回の食事で溶けているのです。
食事をすると、歯の表面に存在する細菌が食事の食べかすなどを餌にして酸を発生させます。
歯の表面のエナメル質は酸に弱いため、細菌の発生させた酸によって溶けてしまうのです。
でも、安心してください。
食事中は唾液もたくさん出ますので、唾液によって細菌は洗い流され、歯がどんどん溶かされてしまうようなことはおきません。
唾液の洗浄作用で食後しばらくはお口の中の細菌が少ない状態になりますので、そのすきに唾液に含まれるカルシウムが歯に吸着して溶けた部分が再生(再石灰化)していくのです。
そのため、歯は常に溶けて再生してを繰り返していると言えます。
ただし、だらだらと食事を続けていると再石灰化が起こるタイミングがありませんので、どんどん溶けていくだけになってしまいます。
そのため、規則正しい食生活というのも、虫歯予防に必要なことと言えるのです。
お口の中に違和感があるなど、ご不安なことがございましたらお気軽にご相談ください。
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根管治療は難しい

2020年1月10日

「神経を抜く」治療は多くの歯科医で実施されています。
これは、細菌に感染した歯の神経やその周辺組織を取り除いてそれ以上ひどくなることを抑える根管治療のことです。
つまり、根幹治療は日本中の歯科医で一般的に行われている治療なわけです。
しかしそのわりに根管治療の難易度はとても高く、成功率が低いことも知られています。
根管治療の失敗で、再度歯の奥で細菌が繁殖し始めた場合、神経を抜いているだけに気が付くのが遅くなってしまうことが少なくなく、手の施しようがなくなってしまうこともあります。
具体的には、歯茎に開いた穴や歯周ポケットから膿が溢れてきている場合は、再度根幹治療を行っても治し切ることができないことが多いです。
もし症状がそこまで進んでおらず、歯の根の中やあごの骨の中で収まっている段階であれば、再度根幹治療を行うことで治すことができます。
ただし、その場合でも、とても難易度の高い治療となりますので、根幹治療の専門的な設備や技術のある歯科医で再度根管治療を行うことをおすすめします。
なにより、再根管治療を成功させるためには、なるべく早く再発に気が付く必要があります。
根管治療を実施したら、必ず定期検診を受けるようにしましょう。
当院では質の高い根幹治療を実施しております。
ご不安なことがございましたらお気軽にご相談ください。
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根管治療の種類

2020年1月7日

根管治療は、歯の根にまで細菌が感染した場合に行われる治療のことで、多くの歯科医院で実施されています。
ただ、根幹治療は、厳密には以下の4つの種類があり、すべての歯科医でこれらすべての治療を行えるわけではありません。
・抜髄
歯の中にある神経や血管などの組織である「歯髄」にまで虫歯や歯周病が進行してしまった場合に、歯髄を除去してこれ以上の進行を防ぐのが「抜髄」です。
一般的に「神経を抜く(とる)」と言われる治療で、一般的な歯科医でも実施されている根幹治療のほとんどはこの治療になるでしょう。
・感染根管治療
歯の根の奥にたまった膿の塊を除去して根管内を殺菌消毒する治療です。
すでに歯髄への感染からしばらく経過して、感染が歯の根の奥にまで進んでしまった場合に行います。
神経が死んでしまっている状態ですので、この段階では痛みがなく気が付かずに放置され、次の段階へ進んでしまっていることも少なくありません。
・外科的歯内療法(根幹治療)
細菌感染が歯を支えている骨(歯槽骨)にまで広がった場合に行う治療です。
歯の中からではなく歯茎を切り開いて外からアプローチし、感染した歯槽骨や歯の根の先端を切り取ってしまいます。
切開することになりますでの、外科的手術ができる歯科医でなければ実施できないでしょう。
・再根管治療
一度根幹治療を行ったにもかかわらず再発した場合に行う治療です。
前回の根管治療で密閉が甘かっただけの場合もありますが、感染した患部を除去しきれなかったこともあり、その場合は根幹が細く入り組んでいるなどして難しい治療となることが少なくありません。
そのため、再根管治療は根幹治療専門医でなければ実施できず、一般歯科では「抜歯」をすすめられることが多いでしょう。
症状や目的によって、これらのどの治療を実施するかは異なります。
もし抜歯と言われても、他の歯科医で対応できることもありますので、諦めないでください。
根管治療について少しでもご不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。
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根幹治療の重要ポイント

2020年1月4日

根幹治療は歯の根にまで感染した細菌を殺菌消毒して、炎症を抑える治療です。
つまり、歯の根の中の細菌を根絶してしまうことが重要になります。
もし、この点が疎かになってしまうと、歯髄(歯の中の神経や血管)をどれだけきれいに除去したとしても、再発して歯を失いかねない状況になってしまうでしょう。
歯の中を清掃するための穴はできる限り小さい方が歯の寿命にとっては良いことです。しかし、上記の理由からどうしても大きめになってしまうことがあります。
それでも、しっかりと殺菌消毒してピッタリとしたクラウンで穴を防いでしまえば、再発することはありません。
極端な話、完全に細菌を根絶させることができれば、歯髄をすべて除去しなくてもかまいません。
むしろその方が、栄養補給や異常へ気付きやすいなど有利なこともあります。
ただし、治療中に唾液が流れこむことによる再感染を防ぎつつ、ミクロン単位の治療をできる限り迅速におこなうことは容易ではありません。
その実現のために、歯科医は日々の鍛錬を怠らず、最新機器も駆使して治療をおこなうわけです。
他院で根幹治療を実施した歯でも、少しでもご不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。
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