根幹治療後の違和感
2019年4月12日
根幹治療というのは、歯の根(根管)に感染した細菌を滅菌、消毒して、根幹を密閉する治療です。
つまり、目に見えない細菌をすべて殺菌しなければ、治療は成功と言えません。
細菌は、条件が揃えば一晩で数万数億と増えることができます。特に根幹は適度な湿度と温度、それに栄養が豊富な、細菌にとってはパラダイスのような場所です。そのため、根幹治療でh、細菌を1つ残らず取り除かなければいけません。
しかし、多くの歯科医では適切な設備がないこともあって、歯科医師の目と経験や勘で治療を行っていることが少なくありません。
そのため、入り組んで枝分かれした根幹のすべてを洗浄できないことがあるのです。
また、細菌をきれいに除去できたとしても、密閉できていなければ、外部から入り込んでしまうでしょう。
根幹治療というのは、それほど繊細で難しい治療なのです。
もし、細菌が今回に再感染してしまうと、殺菌は根管で瞬く間に増殖し、歯の根から歯茎、あごの骨にまで達してしまうこともあります。そこまで来てしまうと、歯を失ってしまうことになるでしょう。
根幹治療が終わった後に、歯茎やあごに少しでも違和感を覚えたら、ぜひ歯科医へ相談してください。
当院では、根幹治療を行っております。
ご不明な事がございましたらお気軽にご相談ください。
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