銀歯が原因の金属アレルギー
2019年2月2日
虫歯の治療で使われる「銀歯」は、金属アレルギーの原因となる事があります。
保険診療で虫歯の治療をする場合、一般的に「金銀パラジウム合金」という金属が使われます。歯の被せ物や詰め物に使われています。
金属アレルギーというと、アクセサリーなど皮膚に触れるもので発症するイメージがあるかもしれませんが、口の中の金属も、アレルギーの原因になります。
銀歯の場合、周囲の粘膜が赤くただれるなどの症状の他、金属イオンが唾液中に溶け出す事により、全身にアレルギーの症状が出る事があります。
皮膚炎の他、肩こりや頭痛、イライラや目眩なども、銀歯が原因の事があります。
原因不明の身体の不調がある場合、口の中の金属によるアレルギーの可能性もある事を知って起きましょう。
口の中の金属が原因でアレルギー症状が出ている場合には、まずは問題となる金属を除去する事が必要です。どの金属がアレルギーなのかを調べるのには、パッチテストを行います。
金属を除去したら、アレルゲンとならない別の素材で、歯の修復を行います。
身体に優しい素材としてはセラミックがおすすめです。
当院では、一般歯科診療を行っております。金属アレルギーについて、
ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。
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