歯周病の進行
2018年12月25日
初期の歯周病は、まったく自覚症状がありません。
そのため、少しでも不安な場合は、歯科医に診てもらうことをおすすめします。
しかし、多くの人は、歯茎に違和感を覚えても、翌朝なんともなければ、病院へ行くことがほとんどありません。
この「歯茎の違和感が翌朝にはおさまる」という状態は、注意しなければいけないポイントです。
冒頭で書いたように、初期の歯周病は、自覚症状がありません。ただし、これには条件があって、「健康な場合」です。
歯周病は、歯と歯茎の間に潜んだ細菌が活動して、歯茎が炎症を起こすことから始まります。
つまり、免疫力があれば、細菌の活動を抑えることができるのです。ただ、抑えるだけですので、治癒するところまではいかず、少しずつ進行してしまいます。そのため、自覚症状がないまま進行するわけです。
そのため、風邪を引いたり疲れたりして免疫力が下がった時に歯茎に違和感が現れます。そして、寝て回復することで、違和感がなくなります。
朝起きて違和感がなくなったのは、ただ免疫が回復しただけなのです。
安心することなく、1度歯科医に診てもらうようにしてください。
当院では、一般歯科治療だけでなく、歯周病の治療も行っております。
なにか気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。
http://www.icco-d.com/