根管治療中の歯みがき
2018年11月13日
根管治療は、歯の根を徹底的に洗浄、殺菌して、空いた穴に薬剤を詰めて密閉するという治療を行います。
しかし、実際には1回で洗浄が終わらず、仮の詰め物と蓋をすることも少なくありません。
そんなとき、いつものように強く歯みがきをしてしまうと、詰め物が取れたり、隙間から雑菌が入ってしまったりすることもあるのです。
そのため、根管治療中の歯をみがくときは、あまり力を入れずにそっと行うのが良いでしょう。
ただし、それでは他の歯の歯みがきが疎かになってしまうリスクがあります。特に治療中の歯の隣にある歯などは、隙間の食べカスなどを取り切れない場合もあります。
また、治療中の歯に食べカスが挟まってしまうこともあるでしょう。
そんなときは、歯間ブラシやデンタルフロスなどを使いましょう。もちろん、力任せにではなく、食べカスをそっと取るようにしてください。
その後、うがい薬やマウスウォッシュなどで、殺菌すると効果的です。このとき、刺激の強いものは避けるようにしましょう。
歯科医は、できる限り患者様の負担にならない治療を心がけています。しかし、根管治療のような困難な治療中は、どうしてもお願いすることが出てきます。そのとき、ぜひご協力ください。
当院では、根管治療の治療実績が多数ございます。
ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。
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