口腔がんの種
2018年11月4日
口腔がんは、がんの中では珍しく目で見て判断できるがんです。
しかし、多くのがんと同じく、初期の口腔がんはまったく自覚症状がありません。そのため、口腔がんの早期発見には、日頃から口腔内を観察し、口腔がんの種を見つけられるようにしておくことが重要です。
今回は、そんな口腔がんの早期発見のため、口腔がんの種とも言えるものがどんなものなのか、紹介します。
まず、口腔がんは、口の中のどこにでもできるものです。そのため、「こんなところにがんはできない」という思い込みは危険ですので、注意してください。
口腔がんの種は、口腔内にできた白いものか赤いものであることがほとんどです。健康な口腔内はピンク色をしているのですが、その中に白くなっているところや赤くなっているところがあると、注意が必要です。
もし、数日で消えなかったり、大きくなっていたりするのであれば、すぐにでも歯科医に相談してください。
もちろん、ほとんどの場合は、白板症やカンジダ症などの細菌性のものや、扁平苔癬のような真菌性の症状です。そのため、抗生物質などを使えば改善されます。
しかし、がん化する可能性のある症状ですので、これらの症状があった場合は、できるだけ早く歯科医に診てもらいましょう。
当院では、一般歯科治療の他、予防歯科治療を行っております。
ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。
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